
施術中の気づかいと、最後の「またお越しください」まで英語で言えると、お客様の満足度はぐっと上がります。美容室の英語は、この“締めのひと言”で印象が決まります。
美容師の別れ際のひと言が、お客様はいちばん記憶に残る
カットが終わり、鏡で仕上がりを確認して、お会計へ。ヘアサロンの時間がいよいよ終わろうとするこの瞬間こそ、お客様の印象を決める大切な場面です。
人は、最初と最後に交わした言葉をよく覚えているもの。施術中のさりげない気づかいと、ドアを出る前の温かいひと言があるだけで、「また来たい」という気持ちは大きく変わります。
美容室英語の締めフレーズは、覚える数がいちばん少ない
締めの英語と聞くと身構えそうですが、ここで使うフレーズはほんの数えるほど。しかも毎回ほぼ同じなので、一度覚えれば一生使えます。美容師の英会話の中でも、いちばん効率よく身につく部分と言ってもいいでしょう。
「気になるところはないですか」「お話しできて楽しかったです」「またどうぞ」——日本語でいつも言っている言葉を、そのまま美容室英語に置き換えるだけ。美容師の英語は、難しく考える必要はありません。
あっさり終わらせてしまうのは、もったいない
意外と多いのが、シャンプーや仕上げの最中に会話が止まり、お見送りも「Thank you.」だけで終わってしまうケース。せっかく会話が弾んでいても、最後があっさりだと、少し物足りない印象を残してしまいます。
施術中の小さな確認と、別れ際のもう一言。この二つを英語で足せるだけで、ヘアサロンでの体験がきれいに締まります。
施術中〜お見送りで使える、7つのフレーズ
ここからは、シャンプー・仕上げの「施術中」から、お会計・お見送りまでで使えるフレーズです。気づかいの言葉と、締めのあいさつをまとめて覚えておきましょう。

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①お湯加減はいかがですか?
Is the water temperature okay?
(お湯加減はいかがですか?)
【覚えておきたい単語・フレーズ】
water temperature = お湯の温度、湯加減
okay = 大丈夫、ちょうどいい
Is ~ okay? = 〜は大丈夫ですか?
②気になるところがあれば言ってくださいね
Let me know if anything feels uncomfortable.
(気になるところがあれば言ってくださいね)
【覚えておきたい単語・フレーズ】
Let me know = 教えてくださいね
if anything ~ = もし何か〜なら
uncomfortable = 心地よくない、気になる
③いい感じに仕上がってきましたよ
I love how this is turning out.
(いい感じに仕上がってきましたよ)
【覚えておきたい単語・フレーズ】
I love how ~ = 〜なのがすごくいい(気に入っている言い方)
turn out = (結果的に)仕上がる、〜になる
this = これ(=今の仕上がり)
④仕上がりはいかがですか?
What do you think?
(いかがですか?/どう思われますか?)
【覚えておきたい単語・フレーズ】
What do you think? = いかがですか?(感想を尋ねる定番)
think = 思う、考える
Do you like it? = 気に入りましたか?(応用)
⑤今日はお話しできて楽しかったです
It was so nice talking with you today.
(今日はお話しできて楽しかったです)
【覚えておきたい単語・フレーズ】
It was nice ~ing = 〜できてよかったです
talk with you = あなたとお話しする
so = とても
⑥いつでもまた来てくださいね
Feel free to come back anytime.
(いつでもまた来てくださいね)
【覚えておきたい単語・フレーズ】
feel free to ~ = 気軽に〜してください
come back = また来る、戻る
anytime = いつでも
⑦お気をつけて、またお越しください
Take care, and see you next time!
(お気をつけて、またお越しください)
【覚えておきたい単語・フレーズ】
Take care = お気をつけて、お大事に
see you next time = また次回お会いしましょう
next time = 次回
最後のひと言が、次の予約をつくる
技術がどれだけ素晴らしくても、別れ際の空気がそっけないと、その記憶は少し薄れてしまいます。逆に、最後の「Take care!」が温かいだけで、お客様は「またあの人にお願いしたい」と思ってくれるもの。締めの言葉は、次の予約への、いちばんやさしい一押しになります。
美容室英語は、特別な単語を覚えることではなく、いつもの気づかいを英語にのせること。パート1の「きっかけ」、パート2の「広げる」、そしてパート3の「締め」——この三つがそろえば、来店からお見送りまで、英語で気持ちよくお客様を包めるようになります。
次にお客様がドアへ向かうとき、笑顔で「Take care, and see you next time!」。そのひと言が、また会える日への約束になります。














