
ヘアサロンで会話を広げるコツは、お客様の出身や滞在予定を尋ねる「質問」と、軽い相づちをセットで持っておくことです。美容師の英会話は、難しい単語よりこの2つで十分に続きます。
美容室英語は「あいさつのあと」が、いちばん難しい
How are you? までは言えた。でも、そのあと何を話せばいいのか分からず、会話がぷつりと途切れてしまう——パート1のきっかけフレーズを覚えた次に、多くの美容師さんがぶつかるのがこの壁です。
会話を続ける鍵は、流暢に話すことではありません。お客様に小さな質問を投げかけ、返ってきた答えに笑顔でリアクションする。たったこれだけで、ヘアサロンで過ごす時間は驚くほど和やかになります。
美容師の英会話は、「鉄板の質問」から始まる
美容室英語というと、ペラペラ話せないと務まらない気がするかもしれません。けれど実際にヘアサロンで交わされるのは、出身地や旅行、好きな食べ物といった、誰でも答えやすい話題ばかりです。
とくに外国人のお客様の多くは旅行や出張で日本に来ているので、「どこから来たのか」「どのくらい滞在するのか」を尋ねるだけで、会話は自然と転がり始めます。美容室の英語は、この“鉄板の質問”をいくつか持っておくことから始まります。
怖いのは、一言で返されて固まること
質問はできても、お客様が「From New York.」と一言だけ返してきた瞬間に固まってしまう——これも、よくあるつまずきです。
大切なのは、答えを受け止めるリアクション。「わあ、いいですね!」のひと言があるだけで、お客様は「もっと話していいんだ」と感じてくれます。美容師の英語で本当に効くのは、質問とリアクションの往復なのです。
美容室英語をぐっと広げる、7つのフレーズ
ここからは、出身・滞在・予定を尋ねる質問と、すぐ使えるリアクションをセットで紹介します。質問とリアクションを交互に覚えておくと、会話のリズムが作りやすくなります。
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①どちらからお越しですか?
Where are you visiting from?
(どちらからお越しですか?)
【覚えておきたい単語・フレーズ】
visit = 訪れる、来る
Where are you from? = ご出身はどちらですか?(よりシンプルな定番)
visiting from ~ = 〜から来ている
②日本にはどのくらい滞在しますか?
How long are you staying in Japan?
(日本にはどのくらい滞在予定ですか?)
【覚えておきたい単語・フレーズ】
How long ~? = どのくらいの期間〜?
stay = 滞在する
staying in ~ = 〜に滞在している
③日本へは旅行ですか?
What brings you to Japan?
(日本へは何で来られたんですか?/旅行ですか?)
【覚えておきたい単語・フレーズ】
What brings you to ~? = 何で〜へ?(来た目的をやわらかく尋ねる定番)
bring = 連れてくる、もたらす
for vacation = 休暇で、旅行で(応用:Are you here for vacation?)
④もう日本の料理は試しましたか?
Have you tried any Japanese food yet?
(もう日本の料理は試しましたか?)
【覚えておきたい単語・フレーズ】
try = 試す、食べてみる
yet = もう(〜したか)
Have you tried ~? = 〜は試しましたか?
⑤滞在中、楽しみな予定はありますか?
Do you have any fun plans while you’re here?
(滞在中、何か楽しい予定はありますか?)
【覚えておきたい単語・フレーズ】
fun plans = 楽しい予定
while you’re here = こちらにいる間に
any = 何か(疑問文で「何か〜ある?」)
⑥わあ、それは素敵ですね!
Oh, that sounds amazing!
(わあ、それは素敵ですね!)
【覚えておきたい単語・フレーズ】
that sounds ~ = それは〜そうですね(聞いた話への反応)
amazing = 素晴らしい、すごい
Oh, = わあ、へえ(驚き・共感のひと言)
⑦えー、すごいですね!
No way! That’s so cool.
(えー!すごいですね)
【覚えておきたい単語・フレーズ】
No way! = えー!うそ!(軽い驚きの相づち)
That’s so cool. = すごくいいですね
so = とても、すごく
会話の往復が、また会いたい関係をつくる
会話が続くお客様ほど、また指名で戻ってきてくれる——多くの美容師さんが感じていることではないでしょうか。出身を聞き、予定を尋ね、その答えに「いいですね!」と返す。この小さな往復が、技術とはまた別の信頼を育てていきます。
美容師の英会話で覚えておきたいのは、質問は浅くていい、ということ。深く踏み込むより、軽く投げて、明るく受け止める。そのリズムさえつかめば、ヘアサロンの英語はぐっと楽になります。
次にお客様の「I’m from abroad.」が聞こえたら、まずは①の「Where are you visiting from?」から。そこからきっと、その日だけの会話が広がっていきます。











