
海外のお客様を担当していると、カラーよりも意外と難しいのが “カットの英語”。
「レイヤーを入れたい」
「顔まわりを作りたい」
「前髪は薄めがいい」
「長さは変えたくない」
日本人同士なら一瞬で伝わるニュアンスでも、英語になると急に説明が難しくなる。でも実際は、美容室で使う英語はそこまで難しくありません。大切なのは、“美容師が現場で本当に使う自然な英語” を知っていること。この記事では、海外のお客様対応でそのまま使える、レイヤー/前髪/長さ/顔まわり/軽さ/毛先 など、カットカウンセリングで頻出する英語表現をまとめて紹介します。実際に海外のお客様を担当する中で、よく使う表現をまとめました。東京では今、美容室にも多くの海外ゲストが来店しています。実際に現場で多いのが、
「前髪をどう説明すればいい?」
「“顔まわり”って英語で何て言う?」
「“軽くしたい” は thin out でいいの?」
という悩み。この記事では、実際に海外のお客様とのカウンセリングで頻繁に使う、
・英語ベースの自然な表現
・サロンで違和感のない言い回し
・美容師同士でも使われるリアルな単語
を中心にまとめています。英語が完璧じゃなくても大丈夫。まずは “伝わる英語” を増やすだけで、海外のお客様対応はかなり変わります。美容師英語で特に難しいのが、“曖昧なニュアンス”。例えば、
- 「重め」
- 「軽め」
- 「顔まわり」
- 「ぱつっと」
- 「動き」
- 「自然に流れる感じ」
こういう表現は、直訳すると逆に不自然になることがあります。海外では、“写真を見ながら相談する文化”がかなり強いため、英語+イメージ共有 の両方が大切。だからこそ、まずは “よく使う基本フレーズ” を覚えておくことが重要です。
レイヤー・前髪・長さは英語で何て言う?美容師が使うカット英語フレーズ集
① 長さはどれくらい切りたいですか?
How much do you want to cut?
(どれくらい切りたいですか?)
【覚えておきたい単語・フレーズ】
How much
=どれくらい
cut
=切る
go short
=短くする
② 伸ばし中ですか?
Are you growing it out?
(伸ばし中ですか?)
【覚えておきたい単語・フレーズ】
grow out
=伸ばす
hair
=髪
③ では毛先を整える感じにしましょう!
Let’s just trim the ends.
(毛先整える感じにしましょう!)
【覚えておきたい単語・フレーズ】
trim
=整えるように切る
the ends
=毛先
just
=軽く/少しだけ
④ レイヤーいれますか?
Do you want layers?
(レイヤー入れますか?)
【覚えておきたい単語・フレーズ】
layers
=レイヤー
want
=欲しい/したい
⑤ (レイヤー)動かしたいですか?それとも馴染む感じ?
Do you want movement or something softer?
(動きある感じか、馴染む感じどっちがいいですか?)
【覚えておきたい単語・フレーズ】
movement
=動き
soft
=柔らかい
softer look
=馴染む感じ
⑥ もっと軽い感じにできますよ!
We can make it lighter.
(もっと軽い感じにできますよ!)
【国別ニュアンス】
アメリカ:かなり自然。
オーストラリア: “less heavy” も使う。
【覚えておきたい単語・フレーズ】
lighter
=軽い感じ
make it〜
=〜な感じにする
heavy
=重い
⑦ 顔周りは作りますか?
Do you want some face-framing pieces?
(顔周り作りますか?)
【覚えておきたい単語・フレーズ】
face-framing
=顔周りを作る
pieces
=毛束感
layers
=レイヤー
⑧ この辺りから繋がる感じで作りますね!
I’ll blend it in from around here.
(この辺りから繋がる感じで作りますね!)
【国別ニュアンス】
アメリカ:かなり自然。
カナダ: “connect it” より “blend it” が自然。
【覚えておきたい単語・フレーズ】
blend in
=馴染ませる/繋げる
around here
=この辺り
from here
=ここから
⑨ 前髪はどうしたいですか?
What do you want to do with your bangs?
(前髪どうしたいですか?)
【国別ニュアンス】
アメリカ: bangs が一般的。
イギリス: fringe を使う人も多い。
【覚えておきたい単語・フレーズ】
bangs
=前髪(アメリカ)
fringe
=前髪(イギリス)
What do you want to do with〜
=〜どうしたいですか?
⑩ もう少し切りたいですか?
Do you want to go a little shorter?
(もう少し切りますか?)
【覚えておきたい単語・フレーズ】
a little
=少し
shorter
=より短く
go shorter
=もっと短くする
⑪ 毛先軽い感じと厚い感じはどちらがいいですか?
Do you want the ends lighter or heavier?
(毛先は軽めと重めどちらがいいですか?)
【覚えておきたい単語・フレーズ】
the ends
=毛先
lighter
=軽め
heavier
=重め
blunt
=ぱつっと重め
⑫ 毛量軽くしてもいいですか?
Can I take some weight out?
(毛量軽くしてもいいですか?)
【国別ニュアンス】
アメリカ:かなり自然。
“thin out” より柔らかく聞こえる。
【覚えておきたい単語・フレーズ】
take weight out
=毛量を軽くする
weight
=重さ/厚み
thin out
=すく
⑬ 前上がりで切りますね!
I’ll angle it forward a little.
(前上がりで切りますね!)
【覚えておきたい単語・フレーズ】
angle
=角度をつける
forward
=前に
a little
=少し
⑭ それは似合うと思います!
I think that would look good on you!
(それ似合うと思います!)
【国別ニュアンス】
アメリカ:かなり自然。
オーストラリア: “That’d suit you.” も使う。
【覚えておきたい単語・フレーズ】
look good on you
=似合う
suit
=似合う
I think〜
=〜と思う
英語力より、「伝えようとする姿勢」が大事。
海外のお客様対応をしていると、完璧な英語よりも、
- 表情
- 雰囲気
- 写真共有
- リアクション
- 確認
の方が大事だと感じる場面が本当に多いです。実際、ネイティブ同士でも、髪型のオーダーは曖昧。だからこそ美容師は、“言葉を翻訳する” のではなく、“イメージを共有する”感覚が大切。英語が少し話せるだけでも、海外のお客様との距離感はかなり変わります。そしてそれは、これからの美容師にとって大きな武器になるはずです。BLUE CANVASでは、これからも美容師のためのリアルな英語や、海外で役立つ実践的な表現を発信していきます。

