
ヘアカラー施術 英語は、「塗っていきますね(I’ll start applying the color)」「しみてないですか?(Does it sting at all?)」といった、短い声かけの積み重ねです。施術中にこまめに英語で確認できると、外国人のお客様も安心してカラーを任せられます。この記事では、カラー施術中の英語を、塗布から色チェックまで、サロンでそのまま使えるフレーズで紹介します。
まず覚えたい、ヘアカラー施術 英語フレーズ

フレーズに入る前に、ヘアカラーで必ず使う基本表現を、意味・品詞・例フレーズ・和訳とともに整理します。まずはこの5つを押さえましょう。
| 英語フレーズ | 品詞 | 意味 | 例フレーズ | 和訳 |
|---|---|---|---|---|
| hair color | 名詞 | ヘアカラー、髪色 | Let’s start the hair color. | カラーを始めましょう |
| apply | 動詞 | 塗る、塗布する | I’ll apply the color now. | 今からカラーを塗ります |
| sting | 動詞 | しみる | Does it sting at all? | しみてないですか? |
| tone | 動詞/名詞 | 色味を整える、トーン | I’ll tone it at the sink. | シャンプー台で色味を整えます |
| rinse | 動詞 | 洗い流す | Let’s rinse it out. | 一度流しましょう |
カラーの種類を表す英語
次に、カラーメニューの種類を表す英語です。お客様の希望を聞くときにも役立ちます。
| 英語フレーズ | 品詞 | 意味 | 例フレーズ | 和訳 |
|---|---|---|---|---|
| single color | 名詞 | ワンカラー | This is just a single color. | これはワンカラーです |
| double color | 名詞 | ダブルカラー | A double color takes longer. | ダブルカラーは時間がかかります |
| gray coverage | 名詞 | 白髪染め | This covers the gray well. | 白髪もしっかり染まります |
| tone up | 動詞句 | 明るくする | Let’s tone it up a bit. | 少し明るくしましょう |
| tone down | 動詞句 | 暗く・落ち着かせる | We can tone it down. | 落ち着かせることもできます |
| gradation | 名詞 | グラデーション | A gradation looks natural. | グラデーションは自然です |
(※グラデーションカラーは、英語では balayage(バレイヤージュ)とも呼ばれます。)
ヘアカラー施術 英語は、「こまめな声かけ」がすべて
カラー施術中に大切なのは、難しい説明ではなく、こまめな声かけです。「塗りますね」「しみてないですか」「保護しますね」—短い一言をタイミングよくかけるだけで、言葉が通じにくいお客様も安心できます。とくに、しみないかの確認(sting)は、トラブル防止のためにも欠かせません。次のフレーズで、施術の流れに沿った声かけをそろえましょう。
【ヘアカラー施術 英語|完全版】美容師が覚えておくべき塗布から色チェックまでのサロン12フレーズ集
施術前の保護から、塗布、しみ確認、放置、色チェック、シャンプー台での調整まで。カラー施術の流れに沿って並べています。
①今日は、どんなカラーにしますか?
What kind of color are we doing today?
(今日は、どんなカラーにしますか?)
【覚えておきたい単語・フレーズ】
what kind of ~ = どんな〜
color = カラー、髪色
single / double color = ワンカラー/ダブルカラー
②顔まわりに、保護クリームを塗りますね
I’ll put some protective cream around your face.
(顔まわりに、保護クリームを塗りますね)
【覚えておきたい単語・フレーズ】
protective cream = 保護クリーム
around your face = 顔まわりに
stain = (肌に)色がつく(応用)
③頭皮に、保護スプレーをしますね
I’ll spray some scalp protection first.
(先に、頭皮の保護スプレーをしますね)
【覚えておきたい単語・フレーズ】
scalp protection = 頭皮保護
spray = スプレーする
scalp = 頭皮
④それでは、カラーを塗っていきますね
Okay, I’ll start applying the color.
(それでは、カラーを塗っていきますね)
【覚えておきたい単語・フレーズ】
start applying = 塗り始める
the color = カラー剤
section = 毛束に分ける(応用)
⑤しみたり、ピリピリしたりしていませんか?
Does it sting or tingle at all?
(しみたり、ピリピリしたりしていませんか?)
【覚えておきたい単語・フレーズ】
sting = しみる
tingle = ピリピリする
at all = 少しでも
⑥毛先は少し染まりやすいので、あとで塗りますね
The ends grab color fast, so I’ll do them last.
(毛先は染まりやすいので、あとで塗りますね)
【覚えておきたい単語・フレーズ】
grab color = 色が入りやすい
the ends = 毛先
do them last = 最後に塗る
⑦白髪も、しっかり染めていきますね
I’ll make sure the gray is covered.
(白髪も、しっかり染めていきますね)
【覚えておきたい単語・フレーズ】
gray = 白髪
cover = 染める、隠す
gray coverage = 白髪染め
⑧少し明るく(暗く)していきますね
We’ll tone it up a little.
(少し明るくしていきますね)※暗くする場合は tone it down
【覚えておきたい単語・フレーズ】
tone up = 明るくする
tone down = 暗く・落ち着かせる
a little = 少し
⑨このまま、少し置いていきますね
Now we’ll let it process for a bit.
(このまま、少し時間を置いていきますね)
【覚えておきたい単語・フレーズ】
let it process = 放置する、時間を置く
for a bit = 少しの間
check on you = 様子を見に来る(応用)
⑩一度、色の入り具合をチェックしますね
Let me check how the color’s developing.
(一度、色の入り具合をチェックしますね)
【覚えておきたい単語・フレーズ】
check = 確認する
develop = 色が出てくる、発色する
even = ムラなく(応用)
⑪いい感じに染まってきましたよ
The color’s coming out nicely.
(いい感じに染まってきましたよ)
【覚えておきたい単語・フレーズ】
come out = (色が)出てくる
nicely = いい感じに
vibrant = 鮮やかな(応用)
⑫シャンプー台で、最後に色味を足しますね
I’ll add the final tone at the sink.
(シャンプー台で、最後に色味を足しますね)
【覚えておきたい単語・フレーズ】
add the tone = 色味を足す
at the sink = シャンプー台で
rinse = 洗い流す
こまめな声かけが、安心と信頼をつくる
ヘアカラー施術 英語で大切なのは、流暢さよりも、タイミングのいい声かけです。「Does it sting or tingle at all?」と気づかい、「The color’s coming out nicely.」と経過を伝えるだけで、お客様は言葉が通じにくくても安心して過ごせます。
とくに、保護(②③)としみの確認(⑤)は、安心・安全のために欠かせない声かけ。ここを英語でできる美容師は、外国人のお客様にとって心強い存在です。次は④の「Okay, I’ll start applying the color.」から、施術の流れで使ってみてください。

参考・出典元 内閣官房ー日本成長戦略/閣議決定
